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第三回公開講座「これからの生き方を考える」を開催しました

2026年09月19日(土)

芳澍女学院では、必修科目の一環として、さまざまな分野で活躍されるゲストをお招きする「公開講座」を行っています。生徒たちが視野を広げ、自らの生き方を深めるための大切な学びの時間です。

第3回となる今回は、認定NPO法人テラ・ルネッサンス創設者・理事の鬼丸昌也先生をお迎えし、「支援の現場で学んだ『ひと・チーム・世界』の変え方」をテーマにお話しいただきました。

鬼丸先生は、大学4年生のときにカンボジアで地雷被害の現状を知り、「すべての活動はまず『伝える』ことから」「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を掲げて団体を設立されました。現在はカンボジアやラオスでの地雷・不発弾撤去支援、ウガンダやコンゴ等での元子ども兵の自立支援など、国際的な支援活動に取り組まれています。

■ 講演で突きつけられた、世界の現実

講演の中で最も衝撃を受けたのは、ウガンダの反政府武装組織に連れ去られた「子ども兵」のお話でした。 訓練を受けた後、故郷へ送り返され、「無事でよかった」と喜ぶ自分の家族を自らの手で殺めるよう命じられる――。愛する人の命を奪わなければならなかった子どもたちの恐怖と苦しみは、言葉にできるものではありません。胸が締め付けられる思いでした。

「同じ時代に生まれたのに、生まれた場所が違うだけで、なぜこれほど酷い思いをしなければならないのか」 一生消えない傷を抱えて自分を責め続ける姿を想い、「世界を平和にするために、今自分にできることは何か」と、心の底から熱い思いが込み上げてきました。

■「人は変わることができる」――地道な支援が生む希望

鬼丸先生は、元子ども兵への支援において「人間の幸福には自尊心が最も大切」とおっしゃいます。丁寧な支援を重ねることで、支援前は43%だった子どもたちの自尊心が73%(1.7倍)まで高まり、二度と過ちに後戻りしない大きな変化が生まれるそうです。

心を込めて、諦めずに繰り返し向き合い続けること。 「人はいつでも、いつからでも、そしていつまでも変わることができる」 「平和への道は、地道な一歩の積み重ねしかない」

鬼丸先生の言葉から、人間の持つ可能性と、地道な努力の大切さを深く学ばせていただきました。

すべての人が幸せに暮らせる世界を目指して、まずは身近な「私にできること」から行動を起こしていきたいと思います。 鬼丸先生、心に響く素晴らしいご講演を本当にありがとうございました。

 

記事を書いた人

fig purume sandalwood

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春夏秋冬、1年を通して、移り行く季節を色とりどりに彩り、訪れるみなさんが、安らぎ、癒され、明日への希望をもてるようここで包みます。