芳澍祭にむけて
2024年10月26日(土)
11月3日の芳澍祭に向けて準備が進んでいます。
10月21日はクラス発表のリハーサルがありました。
当日の出番はほんの数分ですが、
それまでの過程のなかで2つほど私が感動したことをお伝えいたします。
【曲決め】
1年生は6名です。
まず、それぞれがいいと思う曲をあげていき、みんなで曲調や歌詞をみながら曲を絞っていきました。
もう少しで決定するというときに、
A「なるべくみんなが知っている曲がいいよね」
B「私、アニメしかみないから、今、候補にあがっている歌はわかんない」
B「これなんかどうかなぁ」
と、あげてきた曲が今回のクラス発表で歌ういきものがかりの「うれしくて」です。
【立ち位置】
当初、全員が立って歌う予定でした。
リハーサル当日
C「体調がすぐれず、椅子に座って参加したい」と。
その声を聞いて、次は全員が座る方向に。すると
D「声を出すには立って歌いたい」と、自分の願いを伝えました。
E「ひとりで座ってると目線が集中するよね」と、Cさんのことを心配した発言が。
F「3人座って、3人立つのは?」
その流れを見ていた私は感動しておりました。
相手を大事にしすぎて自分が我慢したりするのではなく、
それぞれがお互いにとって一番いい方法を言葉のやりとりによって導き出していて、
私には想像もつかなかった結論になりました。
芳澍祭当日、
学生たちの発表姿の裏にはこのようなたくさんの過程の積み重ねを想像しながらご覧ください。
アイキャッチは、伊藤結愛さんの作品。
下のイラストは、杉本紗那さんの作品。