春の花にたとえて
2024年03月30日(土)
学校の玄関を飾る花々です。
それぞれがキレイに咲き誇っています。
植物は暖かくないと育たないと思われがちですが、
春の花は、むしろ肌寒いくらいのほうが向いているものが多いです。
特に秋植えのチューリップなどは、冬の寒さを一度経験しないと
上手に花を咲かせられません。
人に例えて考えると、少し辛い思いをしたことで
より大きく生長し、綺麗な花を咲かせられる…といったところでしょうか。
春の花は、実に花色も豊富で鮮やかに咲くことからも
そういったことが言えるのかもしれません。
ご存じのように、今年の春は寒暖差が非常に大きく
この子(花々)たちにとっては、厳しい期間もありました。
でも、それも乗り越えて、みんな元気に咲いてくれています。
中には(こんなに咲いて大丈夫か?)と思うくらい
次から次へとたくさんの蕾が出てくるシクラメンや、
ちょっと水加減を変えただけで、すぐクターッとしてしまうジュリアン、
まだメインの花が咲いているのに、もう脇から新芽が伸びてきたルピナスなど
本当にみんな、個性豊かな面々です。
だからこそ、ひとつひとつに目を配ることが大切で
そしてそれが『育てる』ということの醍醐味ではないかと思います。
まもなく入学式。
みんな、どんな花を咲かせてくれるでしょうか。楽しみです!