佼成12月号かみしめ
11月27日の月曜朝礼の中で、校長先生より佼成12月号のかみしめをいただきました。
【抜粋】
今月の会長先生のご法話の前半で、ポイントだと思ったのは、人間はもともと元気な存在だということです。「病気も健康のうち」という言葉出てきますが、人間は、健康であることを前提に生きており、病気になることで健康の意味がしっかりと把握できるということでしょう。病気になると病気のみに意識が行きがちですが、病気に意識をし過ぎることなく、本来自分たちがやらなければいけないことにも、しっかりと意識を持っていくことも大事だと思います。人間としてはどうしようもないことに出会って右往左往するよりも、足元にある大切なことに意識を持っていきたいと思いました。
後半のサブタイトルは「ただ心田を耕すのみ」です。このタイトルを目にして、改めて、「自分の心を見つめるということに意識を持っていますか?」と問いかけられていると思いました。健康であるうちには分からなかったかもしれない、病を通して得た気づきを大切にしたいと思いました。
ところで、私は、小学校低学年のころ病弱でよく学校を休むことがありました。そして思い出すのが、布団の中で天井を見ながら、今頃、同級生たちは学校で楽しく過ごしているんだろうなという思いを巡らせながら、学校を休んでいることにいや気がさしていた自分でした。その時は、学校を休むことなく健康でいたいと思っていましたが、今から考えると、小学生ながらに、健康でいることのありがたさを身をもって感じていたんだと思います。健康と病は対立するものではない、病になった時こそ健康でありたいと意識が向くので、その思いを大切にできればいいのかと思います。そして、健康である時にこそ、そのことに本当に感謝できるようになれば、なお有難いのかと思いました。私たちの体には、人間として生きるエネルギーがすでに備わっているので、自分の心を見つめることで、そのエネルギーをしっかり発揮できるような自分に成りたいと思いました。
有難うございました。