学生に負ける日が来ようとは…

私は全員必修の「Windowsの基礎」という授業に加え、「表計算」の上位級、「プレゼンテーション」、動画作成の「OA2」といった授業を受け持っています。

「プレゼンテーション」や「OA2」は技術だけでなく、センスがモノをいう世界なので、学生の作品の出来に舌を巻くこともしばしばでした。

が、技術面では学生には絶対に負けないと思っていました。

「Windowsの基礎」では学生とタイピング速度を競っていますが、並ばれたことはあっても負けたことはありません。

「表計算」では部分に分けたり、全体を通してのタイム測定で競うことがあります。

こちらは絶対の自信があったのですが、今年はついに、学生に負けるようになりました。

「表計算」の上位級は一時期、非常勤講師さんにお願いして開催していましたが、定着しませんでした。

私が前任者から2級の授業を引き継いだ2016年度は、学生が誰も履修せず、開講できませんでした。

あれから7年。いよいよ学生が私を超えつつあると思うと、感慨深いものがあります。