光祥さま、ようこそ芳澍へ
9月26日、立正佼成会次代会長、庭野光祥さまが本校にお越しくださいました。
「光祥さまとの結縁の集い」は芳澍生が毎年楽しみにしている行事です。
集いを終えて、学生たちの心は、丁寧な対話を通して「心を汲み取ってもらえた嬉しさ」「自分がどこに悩んでいたのかがクリアになったスッキリ感」「するもしないも自分次第、ならば動こうと思う覚悟」など、前向きな気持ちに満たされました。
「こんなふうに人の話が聞ける私になりたい!」という憧れ・モデルとして、話の聞き方を学んだ人もいました。
私もまた、自分の失敗や後悔も振り返りながら、癒され、満たされ、奮い立たされた時間になりました。
この日を迎えるために、学生たちは、事前に光祥さまのご著書を拝読して、光祥さまのエピソードから「ものの見方」の転換について学び、光祥さまの見えている世界を味わって、お互いに感じたことをシェアしてきました。
そして、事前学習会では光祥さまと多くの時間を共有されてきた立正佼成会理事の和田さまからもまた、ものごとの見え方は「地」(着眼する分野・カテゴリー・背景・立場)次第で、そこから立ち上がる「図」(発想すること)が変わることを楽しく教えて頂き、「見方を変える天才」の光祥さま語録を紹介いただきました。
今回の実行委員長のOさんは、その事前学習で教えて頂いた光祥さまの「誰と出会うかではなく、どんな私が出会うか」という言葉が心に響き、どんな自分で今日を迎えるかを考えたそうです。昨年、自分が光祥さまに悩みを聞いて頂くことで、今ある生活に向き合う心の整理ができた、その感謝の気持ちで出会いたいと当日を迎えました。
そして、実行委員長の心にはもう一つ。学生一人ひとり、抱えているものが違うみんなにとって、誰一人取り残されず、それぞれに意味ある今日の日が何かのきっかけになるようにとの願い…。
まさに一人ひとりにいろいろな宝を落としていった貴重な結縁となりました。