佼成９月号かみしめ

９月４日の月曜朝礼の中で、校長先生より佼成９月号のかみしめをいただきました。

【抜粋】

日頃の自分たちの生活を振り返ってみると、欲望にかられて食べ過ぎて「あ、ダイエットしなきゃ」と思うことはよくあるのではないでしょうか。　逆に、食べたいという欲望を断ち切ろうとして、ストレスが増すこともあるのではないでしょうか。ストレスを抱えることよりも、足るという喜びを味わうことを意識できるようになればいいのですが、それがなかなか身につかないのが現実ではないでしょうか。

ところで、断捨離を知っていますか？例えば、着ない服というのは着ないのです。高価だからという理由で、いつか着るだろうと思い、たまに袖を通してみると着心地が悪くて、これを着て外に出たいと思わないような服です。意を決して、古着屋さんに持っていって買い取ってもらうなど処分をする。では、着るもので困っているかといえばそうでもない。逆に、そのスーツへのとらわれが無くなって、今あるものを大切に着ていこうという気持ちになる。目の前にあるといつか着なければというストレスを抱えながらいたのが、そのストレスが無くなり、心が楽になる。断捨離とは、物を整理することによって自分の心を整理することにつながる行動。

今月のご法話で「欲張りは煩いのもと」と教えていただきました。日本には「もったいない」というすばらしい言葉があります。その「もったいない」と煩いにつながる「欲張り」ということが結びついてはいないかもう一度身の回りを振り返ってみるのもいいのではないでしょうか。