それぞれの価値観
こんにちは
いきなりですが、質問です。
あなたは、知人に手作りハンバーグをふるまいました。
その際に知人から言われたら嬉しい褒め言葉は何ですか?
A. すごい!上手い!天才!
B. 仕込みとか大変だったでしょ。本当にありがとう。
C. 洋食店の味だね!
D. もう少し塩味があれば完璧だね!
これは、私が先日受けた研修の中で、価値観の違いを知るために講師の方から
された質問と同じものです。
私はBが一番うれしく、その時は「みんなBが一番うれしいだろう」と
思っていました。ですが、同じ研修を受けた人たちと共有しあったときに、
かなりばらつきがあり、とても驚きました。
それと合わせて次は、この四つの褒め言葉を「どちらかというと嬉しい」
「どちらかというと嬉しくない」の二つに分けて手を挙げてくださいと言われました。
Dの褒め言葉は私の中では「褒め言葉でもない」とさえ思ってしまいますが、
この褒め言葉が嬉しい人は何人かいました。
逆に、私が選んだBに対して、「上から目線に思う」や「料理自体を褒めてもらえて
いない」という理由から「どちらかというと嬉しくない」という人もいて、確かに
そのようにもとれるなと考えさせられました。
このように私たちは無意識に自分が言われて嬉しい言葉を〇、それ以外を×と
してしまいがちで、悪気なく相手に伝えてしまいます。ですが、ここで大切なのは
相手が言われて嬉しい言葉を伝えるということです。
この研修の中で一番印象に残った言葉があります。それは
「違う」とは“Wrong”ではなく“Different”だ。という言葉です。
そうはいってもなかなか難しいことだなあとも思います。ですが、私はこの研修を
受けて、この人が重視していることは何だろう?と考えながら過ごすことはできるな
と思いました。特に、寮生担当は学生とのかかわりがある分、学生一人一人が大切に
していることを私も大切に思って寄り添える寮生担当になれるように頑張りたいです。
皆さまも、価値観の違いを楽しみながら日々を過ごしてみてはいかがでしょうか。
ここまでご覧くださり、ありがとうございました!
それでは、またお会いしましょう。