11月28日 月曜朝礼より
2022年11月30日(水)
石田校長より佼成12月号のかみしめがありました。
いろんな現象を自分勝手な考えで性格づけをしたり、色づけをしたりすることが欲を生む。
「もっとこうなりたい」「相手にこうなってほしい」という
「もっと」という心も煩悩だと教えていただいてきました。
法華経は、煩悩があってもいいと教えていただいています。
煩悩は誰にだってある。
だから、煩悩を否定したら何も生まれてこない。煩悩があればこそ幸せな道が歩めるのです。
大事なのは「自己中心の心を転ずるキーワード」。
1月からのご法話のタイトルがキーワードだと思うし、
そのキーワードは、利他の心に向けるスイッチになります。
利他の心というのは、人さまのために尽くすということです。
そして、会長先生は最後に「いま隣にいる人に対して何ができるでしょうか」と
投げかけをしてくださいました。
今の情勢でいえば、ウクライナの国民の方々。
苦難にあっている人たちのために何もできないのかもしれない。
しかし、大事なのは、小さな積み重ねを信じていくこと、そして祈ること。
「人さまのために」という行いは、
いつでもどこでも、自分の心がけ次第でできると言ってくださったのだと思います。
※煩悩…自分自身の苦悩の種