★ 芳澍の涙は《宝物》 ★
こんにちは!芳澍女学院(以下略称)11期生の上田裕子です。芳澍卒業して約7年がたち、今度は庶務として舞い戻って参りました。
今はただただ新人でございます。先生方、学生さん方に温かく迎えていただき幸せ者でございます。
芳澍と言えば、熱い涙・さわやかな涙・温かな涙・・・心が開くとさまざまな「素敵な涙」を流す日々が始まります。昨日私はそんな「素敵な涙」に出合いました。
1人の学生Sさんが人生の決断をしようとしていました。
“私はどうしたいのだろう・・・”
と、一人悩むSさん。その決断を聞いたクラスメイトたちは複雑な感情でした。
“離ればなれになるのは寂しい・・・でも、Sちゃんが困るから言っちゃいけない”
と、口には出せない思いを抱え続けている学生たち。
“それぞれが輝く人生を歩んでもらいたい”
と、祈りながら学生たちを見守り続ける担任の先生。
そして、数カ月後それぞれの思いが一つに重なる時が来ました。
クラスでの話し合いの時間。1人ひとりが思いをさらけ出しました。
「ずっと言えなかったんだ、Sちゃんのことが大好きだから、本当は寂しい・・・」
「本当は寂しい・・・でもSちゃんが後悔しない決断をしてほしい」
と、泣きじゃくりながら一生懸命話すみんな。その温かな思いに触れてSちゃんも涙を流していました。
「みんなと生活を共にするようになって8カ月。みんなからこんなに思われていた
なんて・・・本当にありがとう、後悔しないよう考えるね」
先生はそんなみんなの姿を微笑ましく見られていました。
便乗して泣く私。絆が織りなす「素敵な涙」と出会い、私は“芳澍に帰ってきたんだなぁ~”と、実感したのでした。
やっぱり芳澍女学院は、素敵で最高な学校です。この場所で共に働かせていただけることが今、とても幸せです。
☆みなさん、芳澍女学院へどうぞお越しくださいませ☆