本当の友達に出会える学校・妹も行きたくなる学校
2014年02月28日(金)
本校が創立されてからはや20年が経とうとしています。
その歴史が示している芳澍の特徴の一つ、それは・・・
「姉妹が入学しているケースがとても多い」
姉と妹の2人が入っているケースは、もうさほど珍しくなく、なかには、3人姉妹のうち全員が、4人姉妹のうちの3人、さらには5人姉妹のうちの4人が入学している、というケースもあるのです!!!
感謝です。
姉妹で入学していても、もちろん、一人一人動機はさまざまでしょう。
でもやはり、お姉さんが人間的に変わっていく姿に心うたれて入った人は少なくないと思うのです。
いままで、直接・間接に「姉が明るく優しくなった。わたしもそうなりたい、だから入ってみようと思った」という動機をよく耳にしてきました。
さて、この一つ前のブログで、「すだちのことば」がトピックになっていました。卒業を間近の2年生が2年間の体験と学びをまとめ発表。本当に一人一人が全寮制の濃い人間関係のなかで、葛藤し、自分を見つめ、新しいものの見方に気づき、成長し、周りに感謝のおもいをのべるさまは、一人一人がとても感動的です。
発表のなかで、卒業生の姉をもつひとりの学生が、
「姉の『ほんとうの”友達”に出会えた。だからあなたにも出会って欲しい』という言葉が入学決意の決め手になった」といった意味のことを語っていました。入学して、考えや感じ方の違いに悩みながら、そのことを通してそれまで気づかなかった自分自身の一面に気づき、そしてどんなことでも話せる親友ができて、姉の言葉そのままを深く実感していると発表を結んでいました。
「芳澍ってどんな学校?」って聞かれたら、
「お姉さんをみて、妹も入りたくなる学校』そして
「本当の友達に出会える学校」
と、答えるようにしてもいいのかな、といま、思っております。