教会実習も折り返し過ぎ
2024年02月07日(水)
現在、学生たちは毎年恒例の約1か月の「修行」にはいっております。
何が修行って?
人それぞれ実習の修行内容は様々ですが、
毎日いろんな「初めての出会い」を通して心が動いたり、
「隣は何をする人ぞ」と仲間の情報が入れば、同期と比較する心がチラリとよぎって心が動いたり…。
学生たちと「補講」という名の中間確認会を行いましたが、皆それぞれにその人らしい素敵な実習の時間を送っていました。
ある人は、大変な人生苦を味わった人の経験を、自分の家族と重ね合わせるように自分事として相手の話を真剣に丁寧に聞ききり、
ある人は、親に素直にお礼を伝えている相手の姿から、自分が課題としていることを、いつかしっかりと伝えられるようになりたいと感謝の気持ちをあたためる。
またある人は、咄嗟に問いかけられて、もっとちゃんと大事なことを伝えられる私でありたいと、後悔から主体的な姿勢へと見事に心を切り替え、
またある人は、断片しか見えていなかった背後に、様々な人の下支えがあることを知り、自分が気づいた小さな貢献できることを見つけて動く。
そして、やることを「作業」にせず、自分の心を磨くように、心を込めて行い、「なりたい自分」の心に近づく努力をしている学生も…。
一人ひとりがこれまでの生活でも大事にしていた自分の軸に沿って受け止め、その人らしい実習期間を送っていました。
そんな学生を誇りに思うし、学生たちの綺麗な気持ちを引き出し、支えてくれる皆さまにも感謝感謝です。
帰寮まであと1週間。
実習最後のラストスパートを心より応援しています!