年の始めに「芳澍幸福論」
あけまして おめでとうございます。
2019年(平成31年)がスタートしました。皆様にとって幸福な一年になりますよう、祈念しております。
今年は、好きなことに夢中になるときです。人はどこまでも能力を伸ばし、成長していきます。
芳澍は学びも寮生活も学校行事も生活のあらゆるシーンで、一人ひとりの学生が本気になって取り組み、自分らしさを発揮して心から楽しめる環境づくりを大切にチャレンジしてください。
私たち人類は、太古の昔から今日まで、一貫して二つの原理によって存在していると教えてもらいました。
一つは代謝であり、もう一つはコミュニケーションです。
一つは代謝によってエネルギーを作り、コミュニケーションによって新しい生命を生み出す。
この二つの原理によらなければ、あらゆる生命は存在し得ないこの生命を生命たらしめている二つの原理は、人間の幸福の原理と対をなすように思います。
即ち、あらゆる面で代謝(出と入)をよくすること。
そして物を含めた他者とのコミュニケーションをよくすること。
そこに人間の幸福感は生まれるのではないでしょうか。
お正月、みかんを食べながら久々にゆっくりラジオを聞いていたら、脳の専門医、林成之氏が話しをしていました。
どんな人の脳も三つの本能を持っている、というのです。
1は 「生きたい」
2は 「知りたい」
3は 「仲間になりたい」
という本能だそうです。
脳の本能から導き出せる「脳が求める生き方」は一つである。
「世の中に貢献しつつ安定して生きたい」ということでしょう。
今年は「猪突猛進」、どんなことに出くわしても、明るく、優しく、温かな自分づくり、幸せに楽しく生活していく、芳澍ライフをめざして行きましょう。
一緒にがんばりましょう。
今年もよろしくお願い致します。
芳澍女学院情報国際専門学校
校長 大谷津晴夫