みんなに優しいライフスタイル宣言を!
今回は、「エコブログ」です。みんなでエコについて見直し、実践できる私たちになれるといいなという願いを込めて書きたいと思います。(^-^)/
私は、環境問題を大事にできる人というのは、心にゆとりがある人だと思っています。自分が忙しくせかせかしていたり、合理性、利便性だけを求めていたりするときには、「そうは言っても・・・」と言い訳してしまう。そして、あまりにも深くはまると、できていない人を責めてしまいたくもなる。そうならないように、諦めないけど、長く続けられるように少しのゆとりをもっていけるといいなと。
今回選んだお題は「地球温暖化」です!
なぜこれをえらんだかというと・・・
地球温暖化は、一見「すぐに自分の生活に影響がある、とは思えない」ように思えるけど、実はとても私たちの生活に密接に関係していて、私たちが少し心がけるだけで、温暖化を少しくいとめる配慮ができる、しかもそれは、いつでもどこでも誰にでも実践できることばかりだからです。
★★“温暖化”って何?★★
まず、「地球温暖化」とは、「地球の平均気温が上昇する現象」ですが、その原因は「大気中に“温室効果ガス”(二酸化炭素、メタン、フロンなど)が増えたこと」だと考えられています。温室効果ガスが増えると、温められた熱を蓄えて逃さない状態が起こり、地球が大きな温室の中に閉じ込められたようになるようです。
「温暖化」が進むのは、単に「少し温かくなる」ということではありません。気温が上昇するだけでなく、地球の気候が大きく変動してしまうのです。その結果、どんなことが起こるか。例えば・・・
◎集中豪雨などにより高潮・洪水が増える。(今年も日本でありました!)
◎環境難民が発生。(南極の氷が溶けることによる海面上昇が起こり、南洋諸島では、水没により環境難民が生まれる国あり! また水循環が変わり砂漠化が増えて、住めなくなる土地が生まれる。)
◎急激な気候変動により生態系のバランスの崩れ、絶滅する生物が増える。→そのことでさらに生態系のバランスが崩れる。(食糧問題にも発展。病虫害や感染症の被害が増えることも懸念されている。)
これらはほんの一例で、他にも私たちの生活に密接に関わる問題がたくさんあると心配されています。
初めてこのことを知った時、私はとてもショックでした。「無知であることは罪だな。知ったのに動けないことも罪だな・・・」と。
では、なぜ「温室効果ガス」が急速に増え続けているのか。
みなさんご承知のとおり、産業革命以降、先進国のライフスタイルがエネルギー(石油に代表される化石燃料)を膨大に使うものとなり、そして、先進国のライフスタイルが、二酸化炭素を吸収してくれる広大な森林を伐採して、減らしてしまう方向をすすめてきてしまったからです。つまり“今の私たちの生活”が原因になっているのです。
★★私に何ができるの?★★
では、私たちができることって、どんなことがあるでしょう。いつでも気軽に出来そうなことをあげてみました!
《節電・節ガス!》
(電気もエネルギーを使って発電しています。)
・エアコンの温度設定を適切にする。
・エレベーターの使用を控える。
・見ていないテレビ、聞いていないGBMは消す。
(音量も適切に。)
・使っていない部屋の電気は消す。
(時々誰もいない教室の明かりがついているよ。)
などなど。
《水を大切に!》
(水をきれいにして自然界に戻す時もエネルギーを使います。)
・歯磨きやお風呂の時に水、お湯を出しっ放しにしない。
・トイレで消音流しは、やめよう。水量の大、小の使い分けを。
・水を汚さない工夫をする。(お米のとぎ汁は木に。
油など水を汚すものは排水溝に直接流さない。
必要以上に洗剤を使わない。)
などなど。
《ものを大切にし、ゴミを減らす!》
(ゴミを燃やす時も膨大なエネルギーを使います。)
・食べ残しをしない、食べ物を腐らせない。
・エコバッグで買い物を。
(レジ袋削減で石油使用量を減らせます。)
・リユースで、不要に服・バッグは、誰かに・・・
・使い捨て文化に慣れない。
などなど。
自分のオリジナルのこだわりをもって、地球に優しい過ごし方をしてみませんか。私たちの未来・私たちの子供たちの未来に、安心して過ごせる地球環境を残せるように、できることからはじめていきましょう!!
今年12月には、フランス・パリで、温暖化対策のための大切な国際会議、COP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)が開催されます。世界中で心をあわせて取り組みたいこの問題に、芳澍生・芳澍スタッフから関心をもち、実践していきたいですね。