今年も夏が、来~るビズ
今月から始まりました・・・「クールビズ(COOL BIZ)」
温室効果ガス削減のため、日本でも平成17年夏にスタートして10年あまり。
各地域での継続的な呼びかけにより、現在の認知度は約9割と、社会的にもかなり定着してきたようです。
私本人にとっても実は、クールビズは「待ちに待った」取り組み。
暑がり・・・ということもあるのですが、何と言ってもノーネクタイで良いというのが嬉しい限りでありまして・・・笑。
世のワイシャツには、ネクタイの絵が描いてあったらいいのに・・・と思うほど、首回りの違和感が苦手な私にとっては、とてもありがたい期間。そういった密かな「恩恵」を感じつつ、エコ担当である私の役務として、校内の室温管理にも努めてまいりたいと思います。
ところで本校は、
いわゆる北は北海道、南は沖縄まで、日本全国から学生が集まります。
ご存じのように、南北に長い日本列島。かなりの気温差があります。
例えば「今」の時期を比較しても、もう海開きしている沖縄と、今月になって桜の見頃を迎えた北海道・・・。それぞれの場所で育ってきた学生の体感温度は、当然のことながら違ってきます。
ある人には暑く感じる温度も、ある人には寒く感じる・・・。
現実には一律で「何℃」と設定するのは、難しい状況ではありますね。かといって室温別に教室を分けるわけにもいかず、悩ましいところですが、各自が身につける物で上手に調整していく…そんな必要があるのかもしれません。
最近では繊維業界も大きく進歩しているようで、
触れただけで本当に「涼しい(あるいは温かい)」と感じる素材が手頃な値段のインナーとして出回っています。一人ひとりがエコ社会で生きていく上で、自分の体質や健康面を考え、
いろんなものを上手に活用していくことも、大切なのだ思いました。
それともうひとつ。
数年ほど前から、クールビズを更に一歩踏み込んだ運動として、「クールシェア(COOL SHARE)」という取り組みが提唱されています。
自宅で例えると、各部屋のエアコンは止めて、
1カ所(居間など)に集まり、涼しさをシェア(共有)しよう!といったところでしょうか。
「エコ」と「家族団らん」の両方が得られる、とても有意義な取り組みと言えますね。ただ・・・家族に号令をかけて、皆居間に集まってもらえるかは、これまた別の問題でもありますが・・・笑。