ちょっと ドキドキ
暑い暑い夏ですね。その夏休みを 如何お過ごしでしょうか。
我が家では、昨年就職した娘が、勤め先の皆さんと、富士山の弾丸登山に出かけました。毎年のように行われている職場挙げての行事とか。
「大丈夫なの?」と軽く声を掛けていましたが、実は心配でした。
持病があって、激しい運動は控えていたし、「つかれたぁ・・・」が口癖の娘です。
見守るしかないけど・・・。止めさせた方がいいか?・・・・。 はげましの言葉掛けは・・・・。していない。
持ち物や衣装を用意し、重たい登山靴を履いて通勤。体力作りとかで買い物にもその靴で・・・。
当日の朝、ご宝前にお参りしながら、「お経典ぐらい持って行こうかな。どこまで不安なんだってねぇ・・・」と笑いながらの言葉を聞いて、本人が一番、不安を抱えての“挑戦”なのだと改めて気付きました。
「気を付けて、無理しないのよ」 ちょっと どきどき が最高点に達した時でした。
登山当日の午後、メールが届きました。(富士山でもメールOKなんだ~)
『八合目で、へたばってペースが遅くなっているのを見た所長から、「これ以上無理するな、仮に頂上まで行けたとしても帰れなくなる可能性が高い。ここから降りろ」と言われて、リタイアした。今一人で五合目まで降りたところ。頂上からメールしたかったなぁ~』
毎年登っているベテランが付いていてくれたんだ! ほっとしました。
もっと本人の挑戦を認めてあげれば良かった!とも思いました。
無事帰宅しました。(その日の夜中0時すぎ) 翌朝仕事に出かけました。
「下山の時、一人で大丈夫だった?」 「痛いところはなぁい?」
翌日の仕事から帰った娘に、“よく頑張った”の賛嘆の嵐。
でも、心配していたことは、あまり言えませんでした。
挑戦したことへの感動の中にも沸いてくる気持ち・・・・・ 来年も行くのかなぁ・・・・。
親ばかというか、心配性というか。仏さまに守られているという確信はどこへ行ったのかしら(笑)・・・。