いのちいっぱいの桜とわたしたち
2016年03月31日(木)
さくら、さくら、さくらの季節がやってきました!
今年、東京の開花宣言は3月21日。
ところがその翌朝、校舎南側の「芳澍サクラ」見ると、まだ一輪も咲かぬまま、すべてつぼみでした。
さて、ニュースによると昨日3月31日、東京は満開日となりました。
そして同日の芳澍サクラがこちらです。
まだ七分?いや五分咲き程度でしょうか。
靖国神社と距離もさほど遠くなく気候もほとんど変わらない場所なのに、咲き方の差が不思議です。
でもしげしげと眺めながら、「このくらいのときが、好きだなあ」と思えてきました。まだ、先に楽しみが待っている気持ち――金曜日の夕方?のような気分??そして、どこかできいた詩の断片が心にうかびました。
「いのちいっぱいの花をさかせて」
自然界では、花も木も草も、虫も動物も魚も、あらゆる生き物が、いのちいっぱいにひたすらに生きている、と最近読んだ本にありました。
この同じに日、新入生が入寮しました。
これから2年間、芳澍で、いのちいっぱいに芳澍生活をおくろうとする新入生のイメージと、いのちいっぱいにこれら咲き誇ろうとしているさくらのイメージが重なります。
そしてこの芳澍サクラは、早々満開を迎えた近所の桜の木々たちと、わざわざ時間差をつけて、4月3日(日)「入林・入学式」に「いのちいっぱい」の満開で、この日の主人公たちの門出を祝おうとしてくれているのですね。
新入生のみなさん、おめでとう!芳澍サクラよ、ありがとう!
負けずに、いのちいっぱいに私たち職員も応援していきます!