Hoju Update 英語スピーチ大会、成道会
12月1日(木) 英語スピーチ大会
毎年恒例、芳澍の伝統となっています、2年生による英語スピーチ大会が行われました。
大きなテーマは「私がみんなに伝えたいこと」。それを英語で、できるだけ分かりやすい、聴き手の心に届くようなスピーチなることを目指し、みんな一生懸命に準備をしてきました。
英語に苦手意識があり、はじめは不安な気持ちが強かった人もいましたが、得意な人も、そうでない人も、みなとても堂々と、発表できました。拍手!
授業では、スピーチを書くこと、練習することだけでなく、お手本にしてほしい映像を見せ、どんな点を取り入れたいか問いかけ、その答えをみんなで確認共有したりしました。ただスラスラと読めることだけでなく、声の抑揚(上げ下げ)や表情、キーワードはゆっくり、はっきりと、大事な語の前にたっぷりと間をとること、ジェスチャーが効果的なことなど、学び、それを大いに生かすことができた発表でした。
学生の感想からごく一部ですが抜粋します。
・「発音が苦手だったが、先生方が少しずつ丁寧に教えててくれて、自分でも英語らしくなったと思う。自分をほめます!(笑)」「言いたいことを絞り整理するのが大変だったが、ベストな表現ができるまであきらめなくてよかった!自分だけの考えでなく周りからアドバイスを求めたこともためになった」
2年間ともに過ごしてきた仲間ですが、互いが互いのスピーチを興味をもって楽しむことができ、お互いのことを改めて知ることができたことがよかったというのが共通の感想でした。
12月8日 大聖堂での「成道会式典」の奉献の儀に2年生がお役をさせていただきました。
(↑↑この後、会長先生と記念撮影がおこなわれました↑↑)
2年生が、お釈迦さまが悟りをひらかれた日をお祝いする「成道会」の式典(大聖堂)おいて、サリーの着付けをして聖壇で奉献をさせていただくのが、芳澍女学院の伝統になっています。1年生は、7メートルもあるサリーを、先輩の晴舞台への祈りをこめて着付けの手伝いをします。この日にサリーをきて供物を捧げるのは、「お釈迦さまが、断食の苦行の末に、肉体を痛めつけることのみが成道にいたる道ではないと悟り、川で身を清め瞑想に入られる前に、スジャータという名の娘が、お釈迦さまに乳粥を捧げ、それによって生気を回復したお釈迦さまが最高の悟りを得られた」という故事にもとづくものであります。
大聖堂の聖壇でお役をさせていただくというのは、一生に一度あるかないか、とよく信者さんが言われているのを耳にします。この貴重な体験がもととなり、その精神が一人ひとりの心にやどり、これからの人生の折々に、スジャータのように、弱り、疲れた人を癒やす行いにつながっていくことをが想像され、おもわず合掌いたしました。
合掌