花ひらく個性
2018年04月27日(金)
現在、校舎玄関に植木鉢が並んでいます。
入学式の日に、入り口や看板、通路に飾られた花々です。
機能的な面からすれば、無くてはならない・・・というものではないかもしれませんが、人生の節目である大きな行事の中、緊張する新入生や保護者の方々に、少しでも安らぎを与える一端を担ってくれました。
その役目を終えた今、植木鉢たちは玄関に集合。
今度は学生の登下校を見守ってくれています。
入学式で「会場設営と案内」のお役だった私は、引き続きその花々のお世話を担当しています。お世話と言っても、毎朝水を与えているだけですが…(^^)
現在の様子を写真に収めてみました。
ひとくくりに見れば「花」ですが、その「花」にも、実は様々な個性があります。
毎日水をたっぷりもらわないと、直ぐに萎れてしまう花。
逆に乾燥気味を好む、過干渉が苦手な花。
時々鉢を回してあげないと、太陽のほうに傾いてしまう花。
半日陰の環境でも、粘り強く次々と咲かせる花。
どことなく人間に似てますね。
これと同じで、ひとつの社会で多くの個性が混じり合うことは、実は何かと大変なこと。でもそれが個々の成長に繋がるなら、こうやって皆きれいに花を咲かせられるのです。大切なのは、いかにその成長に繋げてあげられるか・・・。
学校という場に身を置く人間として、自身の役割を改めて見つめ直すことができました。感謝です。